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作成日：2010年3月12日_記事番号：T00021458
アムトランの09年純利益、過去最高の20億元
液晶テレビ受託大手、瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）が発表した自社決算による2009年第４四半期の業績は、▽売上高174億6,000万元（約495億400万円）▽粗利益23億4,200万元（粗利益率13.41％）▽営業利益約２億5,500万元（営業利益率約1.46％）──となった。本業外の収益を加えた同期純利益は５億3,700万元で、通年の純利益は20億300万元の過去最高を打ち出した。12日付工商時報が伝えた。
昨年の高収益の理由についてアムトランは、発光ダイオード（ＬＥＤ）をバックライトに採用した液晶テレビ、いわゆる「ＬＥＤテレビ」やインターネット回線を通じた放送の受信に対応した「ＩＰテレビ」など、新技術を取り入れた高付加価値製品の出荷が増えたことを挙げている。
また同社は今年、通年の出荷目標を昨年（400万台）比50％以上成長の600万～700万台とする考えを示した。そのうち重点製品に据えるＬＥＤテレビは、全サイズをそろえ通年で100万～200万台の出荷を目指すとしている。このほかＩＰテレビ、３Ｄテレビなどの新製品の販売にも注力する。
