微星科技（マイクロスター・インターナショナル、ＭＳＩ）は、オールインワン（モニター一体型、ＡＩＯ）パソコンで、４月にインテルのモバイル向け新プラットフォーム「カルペラ（Calpella）」搭載機種を、第２四半期には３Ｄ（３次元）映像対応製品を発売する計画だ。オールインワンＰＣは今年、世界市場規模が昨年の600万台から1,500万台へと大幅に成長すると見込まれている。林少翎シニア経理は「製品ラインナップの充実を図ることで販売台数を昨年（約30万台、世界シェア７％で第６位）比２倍以上に成長させ、エイサーを抜いて世界５位入りを狙う」と語った。13日蘋果日報が伝えた。
また下半期にはゲームユーザーをターゲットとした小売価格８万～10万台湾元（23万～29万円）クラスのハイエンド・デスクトップＰＣも発売する予定で、ＭＳＩは今年、デスクトップＰＣ全体の出荷台数目標を90万～100万台とし、世界10位入りを目指す。
なお林シニア経理は、ゲームユーザー向け機種の発売について、「マザーボードとグラフィックカードの生産技術を持つ当社は、新製品投入では市場に先んじることが可能だ」と自信を見せた。
