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作成日：2010年3月16日_記事番号：T00021514
ＨＴＣ、販売ルート拡張に注力
宏達国際電子（ＨＴＣ）の董俊良・アジア太平洋地区副総経理はこのほど、今後台湾およびアジア市場で、同社携帯電話端末の販路拡張に努める方針を表明した。董副総経理は「従来はキャリアの通信契約とセットでの端末販売が多かったが、台湾ではキャリア直営店以外の業者による小売販売が６割を占めている」とし、キャリア以外の販路を強化する方針を示した。同社は既に、独立した端末販売業者100社と特約店契約を結んでいる。16日付経済日報が伝えた。
ＨＴＣは、携帯電話販売全体に占めるスマートフォンの比率が昨年の15％から２年以内に30％まで拡大すると見込む。こうしたスマートフォン普及の勢いに乗って、自社ブランド携帯の販売を成長させたい考えで、15日発表した小型スマートフォン「HD mini」も、神脳国際（セナオ・インターナショナル）のほか、他の小売業者にも販売網を広げ、従来機種より幅広いルートで販売を促進する方針だ。
