ニュース
電子
作成日：2010年3月16日_記事番号：T00021519
ＥＤＡベンダーの思源科技、今年は２割増収も
半導体設計支援（ＥＤＡ）ベンダー最大手、思源科技（スプリングソフト）は、ファウンドリーやＩＣ設計などの顧客が設備投資を拡大する中で、受注が大幅に増え、証券会社の予測によると今年は２割増収も期待できる。16日付工商時報が伝えた。
ＥＤＡツール市場は、金融危機の影響で過去２年縮小が続いたが、昨年下半期から半導体業界の業績回復に伴い好転してきている。思源科技も今年の第１四半期はオフシーズンながら出荷が伸び、売上高は前期と同水準を維持するものとみられている。
今後も大手ＩＣ設計各社が第２四半期に相次いで新たな統合チップセットの発売を予定していることから、上半期、ＥＤＡツールは好調な受注が見込まれる。
