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作成日：2010年3月16日_記事番号：T00021520
マクロニクスが大規模増資計画、12インチ工場を自社建設か
半導体メモリー大手、旺宏電子（マクロニクス・インターナショナル）は15日の董事会で、12インチウエハー工場の新設を目的とした約270億台湾元（約766億円）規模の増資計画を承認した。同社は１年以内に自社建設または買収により設置するとしているが、市場では増資の規模から自社建設を選択するとみている。16日付経済日報が伝えた。
同社はＤＲＡＭ大手の茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）から新竹科学工業園区（竹科）の12インチウエハー工場を買収するとの観測もあり、盧志遠総経理も「12インチ工場買収について
１～２社と交渉中で、いつ買収が決定してもおかしくない」と語っている。
しかしプロモスの工場買収については、市況好転により低価格での取引が難しくなったとみられること、およびマクロニクスが中部科学工業園区（中科）に10ヘクタールの土地購入を予定しているため、自社による建設との見方が濃厚になっている。
