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「董事長パパありがとう」、三菱商事の小椋さんに知的障害児らが謝意


ニュース 社会 作成日:2010年3月17日_記事番号:T00021529

「董事長パパありがとう」、三菱商事の小椋さんに知的障害児らが謝意

 
 台北市の知的障害児施設「陽明教養院」に対し、過去4年にわたり1,000万台湾元(約2,840万円)以上を寄付してきた台湾三菱商事の小椋和平董事長(55)が帰任することになり、院生180人余りが16日、手作りの感謝カードを手渡して謝意を表した。17日付自由時報が伝えた。

 小椋さんは1995年に台湾に赴任し、課長から董事長へと昇進する間、率先して慈善事業に取り組んできた。小椋さんは4年前、陽明山中に脳性まひの子供たちが収容された施設があり、中には身寄りのない子供もいると聞き、支援に乗り出した。

 小椋さんはその後、定期的に同院を訪れ、子供たちと触れ合ったほか、さまざまなリハビリテーション器具、娯楽設備、通院治療用の自動車などを寄贈した。

 今では「董事長パパ」と呼ばれるようになった小椋さんは「最初はどうやって接してよいか分からなかったが、徐々に彼らの純真な心に感動を覚えるようになった」とこれまでを振り返った。