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台北市、大型屋外広告から「景観影響費」


ニュース 社会 作成日:2010年3月17日_記事番号:T00021532

台北市、大型屋外広告から「景観影響費」

 
 台北市政府は16日、屋外の大型広告に設置申請を義務付け、認可時点で設置許可費、その後も景観影響費を毎年1回徴収する内容の「景観管理自治条例」の制定を目指すことを決めた。台湾の自治体で初の試みで、来年初めにも施行を予定している。17日付自由時報が伝えた。

 構想によれば、建築物の壁などを利用したもので長さ3メートル以上、横断幕型で長さ6メートル以上の大型広告を設置する場合、設置許可と景観影響費の対象となる。同市は条例成立から1年後に費用基準などを定めた付属規則を定め、本格実施したい構えだ。

 ただ、同条例案には早くも与野党から反対の声が上がっており、市議会での審議は難航しそうだ。民進党の荘瑞雄市議は「金さえ払えば大型広告は景観を損ねないと見なされることは問題だ」と指摘した。