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米ネットテレビ大手、台湾デジタル放送に参入


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月17日_記事番号:T00021538

米ネットテレビ大手、台湾デジタル放送に参入

 
 米衛星放送およびIPTV(インターネット・テレビ)大手のエコースター・コミュニケーションズは16日、亜洲衛星(Asia Sat)とのデジタル放送合弁会社「DishHD」設立、および台湾での海外市場本部の設置を宣言した。17日付工商時報が伝えた。

 「DishHD」は当初、スポーツや経済など21チャンネルで放送を開始し、将来的には30~35チャンネルに拡大する。ユーザーは当初、小型の衛生受信アンテナやデジタル放送受信用のセットトップボックス(STB)の設備経費として初期費用1万4,800台湾元(約4万2,000円)を負担するだけでよく、月額料金は免除される。ユーザー数をある程度確保してから月額制に移行する予定だ。

 エコースターは台湾進出について、TV放送のデジタル化の背景が米市場と似ているためと説明。台湾で積極的にデジタルTVを推進することで、業界全体の早期発展につながると意欲を述べた。エコースター台湾支店は今後、従業員を30人から50人に拡張する予定だ。  エコースターは2007年に国家通信伝播委員会(NCC)から海外企業として衛生放送TVサービス提供に関する事業者免許を取得している。