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作成日：2010年3月17日_記事番号：T00021543
鴻海の10年ノート出荷、１千万台も＝ゴールドマン・サックス
ゴールドマン・サックス証券アジアハイテク産業研究部の金文衡主管はこのほど、鴻海精密工業による今年のノートパソコンと低価格ノートＰＣ（ネットブック）および液晶テレビの出荷台数について、それぞれ1,000万台、500台に達する可能性があるという予測を明らかにした。17日付工商時報が報じた。
ノートＰＣ、ネットブックは第２四半期から米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）向けの出荷が始まるため、予想出荷台数を従来の700万台から990万台へと引き上げた。
鴻海は昨年ソニーからメキシコの液晶テレビ工場を買収しているが、金主管は、今年もソニーから生産拠点の買収を続ける可能性があると指摘した。現在、鴻海が米ビジオ向けに液晶テレビを生産している瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）を買収するとの観測が出ているが、これについては「先に戦略提携を行う」との見方を語った。
