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エピスター董事長、「LED供給過剰は起こらない」【表】


ニュース 電子 作成日:2010年3月17日_記事番号:T00021551

エピスター董事長、「LED供給過剰は起こらない」【表】

 
 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長は16日、「液晶テレビのLEDバックライト搭載が急速に進み、来年のサムスン電子によるLED生産能力拡充で供給過剰が起こると懸念されているが、そうはならない」と述べ、むしろ供給はひっ迫状態が続くと楽観見通しを示した。17日付工商時報が伝えた。
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 李董事長は市場調査機関のデータを基に、液晶テレビのLEDバックライト採用率について、年初の5%から下半期は35%以上となり、通年で15~20%まで上昇し、来年は45%に跳ね上がると予測した。

 これに対し、サムスンが予定している有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置200台の導入による生産能力拡充では、LEDテレビ最大4,000万台分のLEDを供給できるものの、来年の市場規模は8,000万~1億台が見込まれるため、供給過剰は起こらないとの見方だ

 さらに、モニターのLEDバックライト採用率も、当初の予測7%から16%に上方修正され、来年は42%に達する見込みのため、今後3年間のLED業界景気を楽観していると述べた。