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中台ECFA、「6月締結目指す」=中国・国台弁


ニュース その他分野 作成日:2010年3月18日_記事番号:T00021561

中台ECFA、「6月締結目指す」=中国・国台弁

 
 中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅報道官は17日の定例記者会見で、中台間で締結交渉を進めている海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に関し、「6月中の調印を目指し、双方が努力している」と語った。18日経済日報が報じた。
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温家宝・中国首相が先ごろECFA締結で「台湾側に利益を譲ってもよい」と語ったことに対し台湾では、「本来対等互恵の立場であるはずなのに見下されている」との批判が起きているが、楊毅報道官は温首相発言を「善意の表れ」と説明した(17日=中央社)

 一方、施顔祥経済部長は同日、来週にも予定されるECFA締結に向けた第2回交渉について「日時は未定」とした上で、議題となるとみられるアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象項目に関して「われわれは敏感な産業をリストに含めない権利を持つ」と語り、懸念払拭に努めた。

 なお、台湾がリストからの除外を決めた産業には、最近新たに▽漢方薬▽農業▽環境用薬品▽動物用薬品▽木竹製品──が加わった。