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中国の銀行への出資、上限緩和に努力=金管会


ニュース 金融 作成日:2010年3月18日_記事番号:T00021565

中国の銀行への出資、上限緩和に努力=金管会


 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の締結交渉で、台湾の銀行による中国の銀行への出資上限緩和を働き掛けていく方針だ。18日付工商時報が伝えた。

 金管会は台湾の銀行による中国の銀行への出資上限を、単独出資で現在の20%を30%に、複数による出資で現在の25%を50%にそれぞれ引き上げることを中国側に求める方針だ。台湾の銀行が中国の城市銀行(地方都市を拠点とする銀行)の経営権を取得し、経営規模面で他の外資系銀行を追撃できるようにするのが狙いだ。

 また、中国側は外資系銀行に対し、支店昇格から3年が経過するまで人民元業務への参入を認めていないが、金管会は台湾の銀行に支店開設後直ちに人民元業務が認められるよう特例適用を要求していく方針だ。