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作成日：2010年3月18日_記事番号：T00021566
ＭＲＴ文湖線の運賃値下げ、来年上半期まで延長
郝龍斌台北市長は17日、同市都市交通システム（ＭＲＴ）文湖線で2009年７月から行われている36％の運賃値下げ措置を、期限としていた６月30日以降も継続すると発表した。先月予定していた仏マトラ社の改装車両51台の投入が運行テストをクリアできなかったことから間に合わず、サービス品質が十分な水準に達しないことが値下げ継続の理由。延長は同車両が安全認証を取得できるまでとしており、来年上半期までを見込んでいる。18日付中国時報が伝えた。
割引料金は区間によって８～24台湾元（約21～65円）で、その他の路線も文湖線経由で20％の割引となる。台北捷運公司の蔡輝昇総経理は、乗客は１回当たり平均3.46元節約でき、１日延べ20万3,000人が恩恵を受けると語った。一方台北捷運公司にとっては売上高が１億元以上目減りする見込みだ。
なお郝市長は、文湖線の２月のシステム信頼性は99.86％で、同線が開通して以来最高値となったと強調した。
