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紀伊國屋書店、図書館設置で不動産業者と提携


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月18日_記事番号:T00021567

紀伊國屋書店、図書館設置で不動産業者と提携

 
 紀伊國屋書店は、詮宏建設が台北県淡水鎮に建設するマンション「伊東市」のコミュニティー図書館に書籍を納入する。納入額は300万台湾元(約855万円)が見込まれる。建設各社の不動産物件では、同様に大手書店や出版社と提携し、入居者向けの図書館を設置するケースが増えている。18日付経済日報が伝えた。

 紀伊國屋書店の高橋康郎総経理は「日本では5つ星ホテルが図書館を設けているケースが多い。台湾では今回、コミュニティー図書館の設置に当たり、ハード面の計画から蔵書の納入というソフト面までを担当する」と述べた。

 不動産業界では、冠徳建設の「美麗台北」が大手出版社の天下遠見出版と図書館設置で提携。白天鵝建設の「淡水情歌」も誠品書店と提携している。

 市場関係者は不動産業界が書店、出版社との提携で、予約販売物件の付加価値を高めようとしていると分析している。