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作成日：2010年3月18日_記事番号：T00021573
全球一動が15億元増資、基地局１千基を調達
高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）による通信サービスを台北と新竹で展開している全球一動（グローバル・モバイル）が、15億台湾元（約42億7,000万円）の増資を実施する。同社は４月にも台北市・新竹のほか、桃園や宜蘭、苗栗に設置する基地局1,000基を調達する。サービス網の強化により年末までにユーザー数３万件を目指す。18日付経済日報が伝えた。
何薇玲董事長によると、今回調達する基地局は３年間かけて設置を進め、総投資額は35億元。年末までに台北で500基を設置し、カバー率を台北市で90％、台北県で70％に引き上げたい方針だ。
同社はまた、第３四半期以降にＶｏＩＰ（ボイップ）技術を利用した低価格の通話サービスなどを提供する予定だ。将来的にはモバイルインターネットおよび通話サービスの使い放題プランを均一価格で実現させたいとしている。
