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Q2PC市場に警戒感、出荷予測の下方修正相次ぐ


ニュース 電子 作成日:2010年3月18日_記事番号:T00021575

Q2PC市場に警戒感、出荷予測の下方修正相次ぐ

 
 例年のオフシーズンに当たる第2四半期を前に、英業達(インベンテック)、緯創資通(ウィストロン)など中堅ノートパソコン受託生産メーカーが同期出荷目標を5~10%下方修正しており、警戒感が強まっている。またマザーボードメーカーも同期出荷予測を10~15%下方修正しているという。PC関連IC設計業者の話を基に18日付電子時報が報じた。

 一方、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)といった大手ノートPC受託メーカーは、短期的には高い稼働率を維持するとみられるが、顧客側は第2四半期の見通しについて慎重な見方をしており、依然オフシーズンの影響を受ける可能性が存在しているという。このIC設計業者は、大手ノートPC受託メーカーの第2四半期売上高は、横ばいか微減と予測している。

 PC業界では、毎年第2四半期のインテルの製品ラインナップ刷新に合わせて在庫消化の動きが高まる。PC市場ではこれを受けて、5月1日からの中国労働節(メーデー)連休より8~9月の入学・新学期シーズンまで低迷期になるという。