ニュース 運輸 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021589
台北市捷運工程局は18日、同市都市交通システム(MRT)の新路線、新荘線が2012年3月に民権西路駅~新荘駅(台北県新荘市)区間で先行して営業を開始するとの計画を発表した。同区間が開通すれば、新荘駅と台北駅が23分で結ばれることになる。また新荘線が、中和線と接続する新店線古亭駅まで開通した段階で、新荘駅から中和線の南勢角駅まで乗り換えなしで行けるようになる。19日付中国時報が報じた。
新荘線は、大橋国小駅で分岐する蘆洲支線と同時に着工したが、今年9月の開通を予定している蘆洲支線に対し、新荘線は工事予定地にあるハンセン病療養施設、楽生療養院(新荘市)の移転反対運動により工事が遅れ、全線開通は2014年の予定となっていた。このためエリアを区切って段階的に開通させるよう求める声が強まっていた。
これを受け、周錫瑋台北県長、許炳崑新荘市長、交通部、捷運工程局が18日に会合を開き、民権西路~新荘間の前倒し開通を決定した。
新荘線は忠孝新生駅で板南線、建設中の松江南京駅で松山線、民権西路駅で淡水線と交差し、淡水河を渡った後、終点の迴龍駅まで全長19.7キロメートル、17駅を結ぶ。
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