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華南銀の深圳事務所、支店昇格を申請へ


ニュース 金融 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021592

華南銀の深圳事務所、支店昇格を申請へ

 
 中台間の金融監督に関する覚書(MOU)の実施細則に当たる「金融業務往来及投資許可弁法」が施行されたことを受け、華南銀行の張雲鵬副総経理は18日、中国深圳事務所の支店昇格についての申請を、3月末までに行政院金融監督管理委員会(金管会)に提出する方針を明らかにした。金管会の許可を待って、中国側当局の中国銀行業監督管理委員会(銀監会)に申請、年内に支店として業務を開始したい考えだ。19日付蘋果日報が伝えた。

 張副総経理によると、中国での人民元取り扱い業務は、金利差が1~4ポイントあるほか、外貨預金や企業による預金の金利差も台湾よりはるかに有利だという。深圳支店が実現した場合、2011年はまだ人民元業務を行うことができないため赤字となるとみられるが、12年には黒字転換が可能とみている。

 同行はこのほか、中国の中堅都市の銀行への資本参加や、将来的には現地法人の開設も目指す。