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作成日：2010年3月19日_記事番号：T00021594
保健食品の景岳生技、中国子会社設立へ
保健食品メーカー、景岳生物科技（ジェンモント・バイオテック）の陳根徳董事長は18日、近く中国子会社「上海景展」を設立し、中国市場の開拓を進める方針を明らかにした。同社は保健食品原料３項目について、既に中国衛生部から「新資源（新技術による食品原料）」認証を取得、また保健食品２項目についても認証を申請中で、うち善玉菌を利用した「eN－Lac 楽亦康」は６月にも取得が見込まれるという。19日付旺報が伝えた。
「楽亦康」の主な効用はアレルギー体質改善の補助。台湾で「保健食品」の認証を得ているほか、同食品に含まれる善玉菌を利用した新薬の開発も計画している。
「楽亦康」は台湾で年間4,000万カプセルを販売、中国では少なくともこの５倍、年間２億カプセルを目指す。
陳董事長はまた、中国のＩＴ（情報技術）製品大手の北大方正集団（ファウンダー）とのバイオテクノロジー分野で提携する可能性も示唆した。
