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裕隆出資の東南汽車に買収観測、厳CEOが火消しに訪中【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021597

裕隆出資の東南汽車に買収観測、厳CEOが火消しに訪中【表】

 
 福建省政府、三菱自動車との合弁で、裕隆企業集団傘下の中華汽車工業が主導して事業を展開する東南(福建)汽車工業に対し、過去数年の経営不振から、福建省が保有株式(出資比率50%)を北京汽車集団か広州汽車工業集団に売却するとの市場観測が流れた。これを受けて、裕隆の厳凱泰執行長(CEO)がこのほど訪中、同省の孫春蘭書記らを訪問し、今後3年で東南汽車の年間販売台数を30万台まで成長させると表明し、福建省側の支持を取り付けたという。中国メディアの報道を基に19日付経済日報が報じた。

 厳執行長(CEO)は、福建省が保有株式を売却した場合、裕隆集団が東南汽車の主導権を失うとの懸念を抱いたもようだ。東南汽車の昨年の新車販売台数は8万8,600台だった。
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