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佳能のデジカメ出荷、人手不足問題でQ1目標達成困難


ニュース 家電 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021599

佳能のデジカメ出荷、人手不足問題でQ1目標達成困難

 
 デジタルカメラ受託製造大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)の曽明仁総経理は18日、中国での労働力不足問題について、1月の40%不足から3月には大きく改善したものの、新規雇用者が作業に慣れるのに時間がかかるため、98%であるべき歩留まり率が90~95%にとどまっており、第1四半期の出荷目標500万台の達成は困難との見方を示した。19日付電子時報が報じた。

 佳能の1~2月累計出荷台数は前年同期比108%増の235万台となり、3月の出荷については今月5日時点で、労働者不足と部品不足を解消できれば過去最高の265万台に上るとしていた。

 ただ同社は、下半期には生産能力が月産250万~300万台規模にまで拡大するとして、通年出荷台数では前年比40%成長し、2,100万台を突破するとの予測を示した。