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作成日：2010年3月19日_記事番号：T00021600
シャープ、大型液晶テレビ値下げ
シャープと声宝（サンポ）の合弁会社、夏宝は19日に開幕するデジタル家電展示会「台北数位電器大展」で、シャープの大型液晶テレビの価格を5,000～５万台湾元（約１万4,200～14万2,000円）値下げすることを発表する。19日付工商時報が伝えた。
液晶テレビ業界は本格普及期を迎え、値下げ競争がエスカレートしている。夏宝はソニーの大幅値下げに対抗する形で、60インチ液晶テレビを24万9,000元から19万9,000元へとソニーと同価格まで引き下げる。46インチ、40インチもそれぞれ１万元、5,000元値下げする。
夏宝は「液晶テレビの販売台数は現在月500台ほど。ソニーの攻勢に対抗し、シャープ本社の同意を得て、値下げに踏み切ることにした」と説明した。
台湾勢を含むメーカー各社は今年、32インチ、42インチを中心にバックライトに発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用した液晶テレビ新製品を５～６月に相次いで投入する見通しだ。なお、家電大手の歌林（コリン）はこのほど、42インチの価格を
