ニュース 電子 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021606
コネクター最大手の鴻海精密工業は18日、同業の嘉沢端子工業(LOTES)が契約に定める特許使用料を一部支払わなかったとして、同社を智慧財産法院(知的財産裁判所)に提訴した。19日付経済日報が伝えた。
LOTESはCPU(中央処理装置)用コネクターを生産している。LOTESは2006年に鴻海に特許侵害で提訴され、LOTES株主のインテルの仲介で、LOTESが鴻海に特許使用料を支払うことなどで和解が成立した。しかし、鴻海はLOTESに特許使用料の支払い漏れや金額不足があったとして、再提訴に踏み切った。
鴻海は「法律に基づき、知的財産権を守る措置だ」と説明。LOTESは「情報を得ておらず、コメントできない」としている。
業界関係者は、コネクター業界で「鴻海包囲網」が形成される中、鴻海がLOTESへの締め付けを強めることで、コネクターのシェア維持を狙ったと分析している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722