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液晶パネル不足、下半期さらに深刻化=匯豊証券


ニュース 電子 作成日:2010年3月19日_記事番号:T00021609

液晶パネル不足、下半期さらに深刻化=匯豊証券

 
 液晶パネル市場で第2~3四半期、欧米での需要が急増し、下半期は供給不足がさらに深刻化するとの見方が、香港HSBC系の匯豊証券から示された。19日付中国時報が報じた。

 蘇穀祥・匯豊証券アジア液晶パネル産業研究部主管は、液晶パネル需要はオフシーズンに当たる第2四半期も落ち込まず、価格上昇傾向は8月末まで続くと予測した。

 このところ市場では、▽在庫過剰▽第2四半期のオフシーズン突入▽平均販売単価(ASP)下落──が懸念されているが、蘇主管は「中国だけを見て欧米市場を見ていない」として、これに相反する見方を示した。

 友達光電(AUO)も、現在の設備稼働率は90~92%と高く、3月の液晶テレビ向けパネル価格は安定が期待できると予測している。