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馬総統への満足度、23.8%に低下=遠見雑誌


ニュース 政治 作成日:2010年3月22日_記事番号:T00021613

馬総統への満足度、23.8%に低下=遠見雑誌

 
 経済情報誌「遠見」が3月15~17日に実施したアンケート調査によると、馬英九総統の施政に「満足」と回答した比率は、前月比0.9ポイント低下の23.8%で、台風8号(アジア名・モーラコット)による水害への対応不手際から不満が高まり最低を記録した、昨年8月の22.9%に迫る低さとなった。また「不満」と回答した比率は66%で、同3.3ポイント上昇した。20日付自由時報が報じた。

 一方、馬総統を「支持する」と回答した人の比率は前月比2.5ポイント低下の38.8%、「支持しない」は47.1%(同3.9ポイント上昇)でその差が拡大した。

 また同調査によると、中台間で交渉が進む海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結について、46.2%が「支持する」と答えた一方、35.9%が「支持しない」と回答した。

 遠見の分析によると、国民党陣営(泛藍)支持者の78.1%が「支持」、野党陣営(泛緑)支持者の73.7%が「不支持」を表明しており、政治的立場によって明確に意見が分かれた格好だ。

 なお、台湾独立・中国との統一に関する調査では、「最終的に独立すべき」に賛成が45.5%、賛成しないが36.3%となったのに対し、「最終的に統一すべき」への賛成は18.7%、賛成しないが66.4%となった。