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2月輸出受注額、前年比36%増【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年3月22日_記事番号:T00021617

2月輸出受注額、前年比36%増【図】

 
 経済部統計処が19日発表した2月の輸出受注額は274億1,000万米ドルで、前月比9.74%減(季節調整後の値は5.36%増)、前年同月比36.25%増(同52.21%増)となった。2月は春節(旧正月)連休で稼働日が少なかったにもかかわらず、世界的な景気回復に伴い、中国で液晶パネルやノートPC、情報通信機器などの需要が高まり、春節シーズンが1月だった昨年よりも受注額が大幅に増加する結果となった。20日付中国時報などが伝えた。
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 輸出先別では中国向けが71億7,500万米ドル(前年同月比49.35%増)と最大を占め、輸出受注の成長をけん引した。また、日本向けは同101%増(35億1,700万米ドル)と、最も伸びが目立ったが、経済部は、日本は景気回復のスピードが遅く、前年の値が他国・地域に比べ低かったためとみている。

 その他、▽米大陸、13.50%増▽欧州、22.08%増▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国、52.18%増――といずれも前年比で成長した。

 製品別では、液晶パネルを含む精密機器が前年比91.43%増と最も伸び率が大きく、情報・通信製品(同43.77%増)と電子製品(同40.90%増)がこれに続いた。

 なお、輸出受注額の1~2月合計は577億7,900万米ドルで、前年同期比52.21%増となった。