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新板特区のホテルBOT計画、「凱撒連盟」が落札


ニュース 建設 作成日:2010年3月22日_記事番号:T00021618

新板特区のホテルBOT計画、「凱撒連盟」が落札

 
 台北県が新板橋駅特定専用区(新板特区)に予定する、BOT(建設・運営・譲渡)方式でのホテル建設計画の競争入札が19日に行われ、凱撒大飯店(シーザーパーク・ホテル)、樺福建設および甲山林建設の3社で結成された「凱撒連盟」が落札した。同ホテルは2013年に完成、営業開始の予定で、台北県初となる国際レベルの観光ホテルが誕生することになる。20日付経済日報が伝えた。
 
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凱撒大飯店・樺福建設連合によるBOT案落札は、昨年の「広慈博愛院跡地(台北市信義区)高齢者向け住宅開発計画」に続き、2件目となった(19日=中央社)
 
 台北県政府経済発展局によると、ホテルの敷地面積は2,795坪で、50年の地上権が設定される。

 「凱撒連盟」の計画では、ツインタワー方式ビルを建設し、1棟を28階建て客室数492室のホテル、もう1棟を23階建ての多目的商業センターとする予定だ。2棟のビルはショッピングモールとなっているフロアで連絡する。設計は台北101ビルを担当した李祖原建築師事務所を含むチームが担う。

 総投資金額は48億台湾元(約137億円)で、今後同県に134億元の税収をもたらすと試算されている。