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作成日：2010年3月22日_記事番号：T00021632
３月下旬の液晶ＴＶパネル価格、一転下落＝ディスプレイサーチ
市場調査会社、ディスプレイサーチの調べによると、３月下旬の液晶テレビ向けパネルオファー価格は年初来の上昇が一転、下落に転じた。米国市場などからの受注は安定しているものの、中国市場で特に大型パネルの需要が弱まり、42インチが340米ドル、46インチは442米ドルに、それぞれ５米ドル下落している。22日付工商時報などが報じた。
一方、ノートパソコン用パネルの３月下旬価格は、第２四半期にノートＰＣ新機種が相次いで発売されるため需要が好感され、１～２米ドル上昇した。液晶モニター用パネルの同期価格も、19インチワイド、20インチワイド、21.5インチ型ワイドでそれぞれ１米ドル上昇した。
ディスプレイサーチは第２四半期のオファー価格について、「上昇は見込めないが、川上の部品不足や３月初に発生した高雄県甲仙地震の影響で供給不足が続き、下落幅は抑えられる」と予測を示した。
