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ソニー、TPVと群創を特許侵害で提訴


ニュース 電子 作成日:2010年3月22日_記事番号:T00021633

ソニー、TPVと群創を特許侵害で提訴

 
 ソニーはこのほど、米国際貿易委員会(ITC)に対し、台湾の液晶モニター受託メーカー2社に特許を侵害されたとして、両社の液晶ディスプレイの輸入禁止を求めて提訴した。20日付蘋果日報が伝えた。

 提訴されたのは、冠捷科技(TPV)、18日に奇美電子(CMO)と合併した旧群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の2社。両社は「関係文書を受け取っていない」としてコメントを避けた。

 両社はデル、ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)など大手パソコンメーカー向けの液晶ディスプレイの受託生産を行っており、液晶ディスプレイ市場で両社の世界シェアは合計50%を超える。

 外資系証券会社は「両社はいずれも有名メーカー向けに受託生産を行い、自社ブランドが主体ではない上、液晶ディスプレイはソニーの主力製品でもない」とし、ソニーが提訴に踏み切った動機には不明な点が多いと指摘した。