ニュース 電子 作成日:2010年3月22日_記事番号:T00021634
3社合併で誕生した液晶パネル最大手、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビの需要の高まりを好感し、既にLEDテレビ用パネルで26~55インチの各サイズの製品をそろえており、今後、急速に供給量を拡大したい考えだ。20日付経済日報が伝えた。
新奇美電は、LEDテレビ用パネルの普及スピードと粗利益率の高さを重視し、合併当初から重点製品に据える方針だ。
もともとテレビ用パネルを主力としてきた旧・奇美電子(CMO)は、中国パネル市場で最大手の地位を築いている。同社が開発したLEDテレビ用パネルは、昨年から受注しているサムスン電子のほか、創維(スカイワース)や海信集団(ハイセンスグループ)、海爾集団(ハイアール)といった中国大手家電メーカーも続々と顧客に獲得しており、反応も良いという。
新・奇美電は今年、3,900万台規模とされる中国液晶テレビ市場で、1,860万台分のパネル供給を目指す。
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