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中古携帯をゆでたまごと交換、ファミマが回収サービス


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月23日_記事番号:T00021647

中古携帯をゆでたまごと交換、ファミマが回収サービス

 
 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は22日より、中古携帯電話と中古ノートパソコンの資源回収サービスを全土2,400店余りの全店舗で開始した。店頭で中古携帯電話1台を茶葉蛋(中国茶のゆでたまご)1個と、中古ノートPC1台は維他露食品の茶飲料「御茶園」500ミリリットルペットボトル5本と交換する。23日付自由時報が報じた。

 台湾ファミリーマートは従来より乾電池の回収サービスを行っており、回収実績が年間20万キログラムに上ることからニーズが高いと判断。今回、携帯とノートPCにも回収品目を拡大した。ともに個人情報を含む製品であるため、回収ビジネスの専門業者である佳龍科技工程(スーパー・ドラゴン・テクノロジー)に分解・処理を委託する。

 行政院環境保護署(環保署)によると、台湾全土で1年間に廃棄される中古携帯電話は900万台以上に上るものの、実質回収率は3割にとどまっている。環保署の回収実績は2008年が257トン、09年が362トンだった。ノートPCは年間約100万台が廃棄されるが、回収率は約10%にすぎない。