23日付工商時報によると、鴻海精密工業が、世界３位の小売・卸売グループ、独メトロと合弁で中国展開を計画する３Ｃ（コンピュータ、通信、家電）販売店、「Media Markt（メディア・マルクト、中国語名の梅地亜は申請中）」は、第３四半期に上海の「華亭伊勢丹」跡地に第１号店が誕
生する見通しだ。
両社はまず一級都市に12店を出店し、その後300店まで拡大した時点で二級、三級都市へと進出範囲を広げ、最終的には1,000店以上まで規模を拡大する計画だ。メトロ傘下のメディア・マルクトは、既に欧州16カ国で768店を展開している。
外電によると、メトロと鴻海は当初、折半出資で鴻海が主導権を握る構想だったが、最近の協議で出資比率をメトロ75％、鴻海25％とし、メトロが運営し、鴻海が供給面を担う形で事業に当たるようだ。
