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太陽電池の新日光、年内に生産能力が台湾最大級へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2010年3月23日_記事番号:T00021656

太陽電池の新日光、年内に生産能力が台湾最大級へ【表】

 
 太陽電池メーカーの新日光能源(ネオソーラーパワー)は22日、需要の高まりを受け、今年の生産能力拡張目標を800MW(メガワット)へと、従来の600MWから引き上げると宣言した。同業大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)や昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)に匹敵する台湾最大手クラスの生産能力となる。23日付経済日報が伝えた。
 
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 同社は昨年末の生産能力が240MWだったため、1年間で560MW引き上げることになり、業界の中でも最大の拡張幅となる。これに合わせ、設備投資計画も当初の27億台湾元から41億元(約116億円)に上方修正した。同社は市場見通しが明るく、今年の業績が過去最高を更新すると楽観している。

 なお、同社は6月18日に開催する株主総会で、役員の改選を行う予定だ。力晶半導体(PSC)が先ごろ董事を引き揚げており、新たな提携相手が役員を派遣すると目されるため注目を集めている。ただ同社は交渉中の相手は、市場観測の出ている鴻海精密工業ではないと強調した。