ニュース
家電
作成日：2010年3月23日_記事番号：T00021660
モニター受託10社の２月出荷、前月比23％減
市場調査会社、ウィッツビューの最新統計によると、液晶モニター受託生産大手10社の２月の出荷台数は前月比23.3％の1,065万台となった。一方ブランド大手10社の出荷台数は前月比13.9％減の999万5,000台だった。出荷減は、春節（旧正月）休暇による稼働日数の減少、および中国での労働者不足や材料供給のひっ迫によるものとみられる。ただ、３月はこうした問題の解消が進んでいるため２月比18％増が予測され、第１四半期通期では、昨年第４四半期の3,660万台水準を維持する見込みだ。23日付工商時報が伝えた。
第２四半期の見通しについてウィッツビューは、例年のオフシーズンを迎えることで、前期比横ばいまたは小幅減少と予測している。また、シェア拡大を狙い、大手ブランドが低価格戦略やローエンド製品の展開を強化しているため、中堅ブランドが苦境に立たされる見通しだ。
