リサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）の労偉強・アジア太平洋地区副総裁は22日、同社のスマートフォン「ブラックベリー」向けアプリケーションストア「BlackBerry App World」を第２四半期にも台湾に開設すると表明した。23日付工商時報が伝えた。
ブラックベリー向けアプリストア「App World」
「App World」はシンガポールやオーストラリア、インドなど他のアジア太平洋地区で既に展開されており、労副総裁は「台湾のコンテンツ業者にも海外進出のチャンスが広がる」と述べた。
アプリストアは、アップル、ノキア、ＲＩＭといった大手スマートフォンメーカーのほか、中華電信が５月に、台湾大哥大（タイワン・モバイル）も第２四半期に開設する計画を明らかにするなど地場通信キャリアも参入を表明しており、今後市場競争の激化が予想される。
ＲＩＭはまた、現在ブラックベリーを発売する台湾大哥大のほか、新たに別のキャリアからも端末を販売すると明らかにした。中華電信が６月にブラックベリーを導入するとの観測が出ており、これを裏付けた格好だ。
