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25年前のホテル放火事件、時効残り3カ月で容疑者逮捕


ニュース 社会 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021671

25年前のホテル放火事件、時効残り3カ月で容疑者逮捕

 
 1985年に台南市で28人の死者を出した帝王大飯店放火事件で、25年にわたり逃亡していた主犯の陳東栄容疑者(50)が23日、嘉義県内で逮捕された。24日付自由時報が伝えた。

 陳容疑者は偽名を名乗り、他人の身分証に自分の写真を貼り付けて使用していたほか、人付き合いを避け、日雇い労働などで潜伏生活を送っていた。同事件は今年6月に時効を迎えるところだった。

 陳容疑者は逮捕時に驚いた様子だったが、「殺人は命で償わなければならない。因果応報だ」と観念しているという。

 同事件では共犯の王金定被告の死刑判決が確定し、既に執行された。また、別の共犯2人は無期懲役と懲役15年の判決を受け、既に仮出所している。

 陳容疑者はガソリンをまいてホテルに放火したことを認めた上で、動機については、友人がホテル地下のレストランの女性従業員にからかわれたため、友人の代わりに仕返しをしようと酒を飲んで犯行に及んだと説明しているという。