経済部統計処が23日発表した２月の工業生産指数（2006年＝100）は96.70ポイントで、前月比13.95％低下（季節調整を加えると4.12％上昇）、前年同月比では35.17％の上昇となった。経済部は前年比上昇について、対象となる前年の指数が低かったことに加え、世界的な景気回復に伴ってコンシューマ向け電子製品の需要が増え、半導体や液晶パネル、電子部品の生産拡大につながったと説明した。なお、１～２月累計平均の工業生産指数は104.54ポイントで前年同期比51.93％上昇した。24日付電子時報が伝えた。
業種別では、▽製造業97.64ポイント（前年同月比36.42％上昇）▽電気・ガス供給業89.44ポイント（同8.01％上昇）▽建設業80.66ポイント（同44.68％上昇）▽鉱業・土石採鉱業64.10ポイント（同8.15％低下）▽水道供給業87.33ポイント（同0.51％低下）──だった。
また、製造業のうち最も伸び率が高かったのは電子部品業の前年同月比93.88％上昇（148.26ポイント）で、１～２月累計でも116.21％上昇（155.09ポイント）で最高だった。
