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中台の直航船舶数増加で合意、台湾勢に有利 【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021682

中台の直航船舶数増加で合意、台湾勢に有利 【表】

 
 台湾の海峡両岸航運協会と中国の海峡両岸航運交流協会は今月18日、福建省福州市で中台間の海運直航拡大に向けた交渉を行い、中台双方で就航船舶数をそれぞれ6隻増やすことに合意した。24日付経済日報が伝えた。
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 今回の交渉では、景気回復を受け、中国側が中台航路の輸送力増加に同意した。船舶の新規就航枠は中台合わせて6隻以下だが、台湾の海運各社の船舶は1,500TEU(20フィート標準コンテナ換算)と大型で、中国側の100~600TEUを大きく上回るため、台湾側に有利な内容となっている。

 中台間では連雲港、天津、青島などと台湾を結ぶ航路で、輸送能力が不足しており、華北路線で優先して規制緩和が図られる見通しだ。

 このほか、中国側は外国船籍のケミカルタンカーが第三地に寄港し、中台向けの化学品を輸送することにも同意した。