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国泰金控、上海事務所の支店昇格を優先


ニュース 金融 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021685

国泰金控、上海事務所の支店昇格を優先

 
 国泰金融控股の陳祖培総経理は23日、中台間の金融市場解禁を受け、国泰世華銀行の上海駐在員事務所の支店昇格申請を優先させる方針を明らかにした。今後は上海地区の複数の銀行と提携し、台湾企業向けの預金、融資、信用担保業務を展開する構えだ。24日付蘋果日報が伝えた。

 陳総経理はまた、中国に資産管理会社を設立する考えも表明した。ただ、合弁相手や設立時期は明らかにしなかった。

 生保の国泰人寿保険(キャセイライフ)に関しては、中国で毎年1~2省での営業免許取得を目指す方針を示した。陳総経理は「国泰人寿の海外投資比率を40%(現在は33.8%)まで引き上げるのが目標だ」と述べた。海外投資規模は1,000億台湾元(約2,840億円)の増加が見込まれる。

 このほか、損保の国泰産物保険は22日、福建省福州市に子会社を開設した。