ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東元の風力発電事業、自社製発電機を発表


ニュース その他製造 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021688

東元の風力発電事業、自社製発電機を発表

 
 東元電機(TECO)は23日、同社初となる自社製の大型風力発電機を発表した。中央社が23日伝えた。
T000216881

公開された風力発電機。特に洋上風力発電での商機を好感している(23日=中央社)
 
 発表されたのは2MW(メガワット)の永久磁石同期発電機で、従来型の二重供給誘導発電機に比べ、低コストでメンテナンス不要、供給電力も安定しているという。単価は約1億台湾元(約2億8,400万円)。

 同社によると、意向書を含めた受注は既に100件以上に達しており、総額は同社の年間売上高の半分に当たる100億元以上に上っている。

 現在、同社の生産拠点は桃園県中レキ(レキはつちへんに歴)のほか、米テキサス州、中国の江蘇省無錫、福建省漳州の4カ所で、年産能力は最大で500基。今後は風力発電の設置場所付近に組み立て工場を設置し、部品供給からメンテナンスまで整備されたサプライチェーンを顧客に提供する方針だ。