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台湾キヤノン、中高価格商用プリンターに注力


ニュース 家電 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021689

台湾キヤノン、中高価格商用プリンターに注力

 
 台湾佳能資訊(キヤノン・マーケティング台湾)は、低価格でシンプルな機能の家庭用カラープリンター複合機市場が飽和状態に近づく中、SOHO(在宅勤務)や中小企業などをターゲットにWi-Fi機能なども兼ね備えた中高価格機種を投入し、台湾プリンター市場でのシェアを、現在の15%から上半期中に20%、年内に25%まで拡大する構えだ。同社はA4対応インクジェットプリンター複合機のMXシリーズ3機種などを23日に発表した。24日付電子時報が報じた。

 台湾キヤノンによると、台湾プリンター市場は、学生や家庭用をターゲットに、スキャナー、プリンター、ファクスなどの基本機能を備える2,000~3,000台湾元(約5,700~8,500円)の価格帯が70%以上を占め、競争が最も激しい。この上位クラスは5,000元前後で、全体の15%だ。

 台湾キヤノンは、2009年の台湾プリンター市場で、エプソン、ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐシェア3位だった。