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通信機器の合勤科技、ブランドとOEMを分社化へ


ニュース 電子 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021691

通信機器の合勤科技、ブランドとOEMを分社化へ

 
 通信機器大手、合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)は23日の董事会で、自社ブランド製品の販売事業とOEM(相手先ブランドによる生産)事業を分割し、それぞれを新たに設置する持ち株会社「合勤控股」傘下に独立した子会社として収めることを決定した。「合勤控股」は8月17日の上場を予定している。24日付経済日報が報じた。
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分社化を発表する合勤科技の羅偉広報担当(23日=中央社)
 
 同社の計画では、まず持ち株会社を設立したのち、下半期に分社化作業を進め、子会社は来年1月から正式に新体制に移行する予定だ。新体制では、朱順一董事長がブランド子会社を、製品開発(OEM)事業群の陳玉龍総経理がOEM子会社を指揮する。

 分社化により合勤は、OEM部門への戦略パートナー導入に有利となるとみられ、市場では、傘下に同業の達創科技(デルタ・ネットワークス)を抱える台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)などが候補に挙がっている。