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6・7.5世代ガラス基板不足、「4月に解消」=AUO


ニュース 電子 作成日:2010年3月24日_記事番号:T00021694

6・7.5世代ガラス基板不足、「4月に解消」=AUO

 
 第1四半期、液晶パネルの部品不足が相次いで伝えられる中、友達光電(AUO)は先ごろ開催された投資説明会で、現時点で第8.5世代ガラス基板に不足はなく、6世代は3~5%、7.5世代は5~10%と若干不足しているものの、4月には供給不足が解消するとの見通しを示した。また新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)も、「部品不足は深刻ではなく、今年上半期の景気楽観見通しに影響を及ぼすほどではない」としている。24日付電子時報が報じた。

 なお、AUO8.5世代工場の現在のガラス基板投入枚数は単月約4万5,000~5万枚で、生産能力の3分の1を32インチパネルに、残り3分の2を46インチおよび55インチパネルの生産に充てている。同工場の歩留まり率は95%前後で、成熟期に入った他の生産ラインに比べてわずか1~2ポイント下回る程度だという。

 AUOは、第1四半期は部品不足でコスト低減幅は小さくなるものの、パネル出荷量はIT(情報技術)製品およびテレビ向けが前期比横ばい、ノートパソコン向けは従来予想を上回ると予測している。