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立法院の乱闘を放送、テレビ各局に処分


ニュース 社会 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021702

立法院の乱闘を放送、テレビ各局に処分

 
 通信行政を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は24日、立法院で今年1月18日に行われた地制法審議で、与野党議員がもみ合う場面をニュース番組で放送したテレビ各局に対し、一斉に処分を下した。25日付聯合報が伝えた。

 このうち、中国電視(CTV)と民間全民電視(FTV)は過去3年間に5回の違反事例があることを理由に、他局より厳しい罰金30万台湾元(約86億8,000万円)の処分を受けた。

 立法院で「名物」と化している乱闘場面はこれまでもニュース番組にたびたび登場してきたが、NCCはニュース番組はあらゆる視聴者の視聴に適したものでなければならず、暴力的な内容の放送は不適切だとして、初めて処分を決めた。

 一方、乱闘場面を広告に使用した中国国民党については、映像の使用時間が短く、モザイク処理が施されているなどとして、処分は見送られた。