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朱立倫・行政院副院長、新北市長選への出馬意思表明


ニュース 政治 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021705

朱立倫・行政院副院長、新北市長選への出馬意思表明

 
 朱立倫・行政院副院長は24日、工商時報とのインタビューで、11月に行われる新北市(現台北県)市長選挙について「出馬への意思は明確に持っている」と、立候補への意欲を初めて明らかにした。正式な出馬表明は5~6月となる見込みだ。25日付工商時報が報じた。
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朱副院長(中)は、「出馬すれば、対立陣営から『汚職政治家』『台湾を裏切る者』『無能』などに仕立て上げられるため家族が傷付くことが一番心配」と語った(中央社)
 
 新北市長選への出馬がメディアで取りざたされながら、これまで明確な意思を示してこなかったことについて朱副院長は、「拒否したことは一度もなく、われわれは野党ではないため、出馬を宣言して毎日選挙のために駆け回るといったことは必要ないからだ」と説明した。

 新北市長に当選した場合の目標について朱副院長は、「都市としてのレベル向上、未来、目標、誇りが感じられる市にしたい」と語った。また、大台北(台北県市、基隆市)生活圏は台湾経済全体のけん引役であるとして、台北市、新北市、基隆市、桃園県などは交通インフラ建設、産業区開発、企業誘致などの重点地域となるとの見方を示した。