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ワコール、男性下着を強化


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021709

ワコール、男性下着を強化

 
 下着最大手、台湾ワコール(台湾華歌爾)の陳国鎮董事長は、今年は男性向け下着を強化し、同商品の売上高で前年比25%成長となる2億台湾元(約5億8,000万円)を目指すと語った。これにより同社全体の売上高では同6%増の37億元を達成したい考えだ。25日付経済日報が伝えた。

 台湾ワコールは今年で設立40年、これまで37年間、業界最大手の座を守り、シェア3割を維持している。人材育成でも業界をリードしており、創業当時こそ日本から技術を学んでいたが、その後は台湾でもデザイン学科の名門、実践大学の卒業生などを自社で育成してきた。現在自社で研究開発(R&D)に70人の人材を抱えるほか、業界他社にも多くの人材を輩出しているという。

 さらに、香港ワコールが製品の7割を台湾から調達しているほか、日本ワコールの中国やベトナムなど現地子会社の商品も、その多くで台湾ワコールがODM(相手先ブランドによる設計・製造)を担当している。