ニュース 電子 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021723
米証券大手ゴールドマン・サックスの金文衡アナリスト(アジア科学技術産業研究部)は24日、ノートパソコン業界では、欧州での需要増に加え、鴻海精密工業やフレクストロニクスなど電子機器受託生産サービス(EMS)が部品の値上がりを受けて値引き競争を中断したしたことが短期的な好材料になるとの見方を示した。25日付工商時報が伝えた。
金氏は「ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーの粗利益率低下に歯止めがかかる」と指摘した。
ノートPCは第2四半期が非需要期に当たる。こうした中、金氏は「この時期に欧州の需要が突然高まった理由は説明不能だ」と指摘した。その上で、第2四半期のノートPC出荷伸び率予測値を当初の5%から6%へと上方修正した。
ノートPC業界の当面の問題は部品の供給不足だ。金氏は「第2四半期が非需要期に当たるとはいえ、部品の供給不足は重要な鍵となる。大手メーカーの予測によれば、DRAM価格は第2四半期も上昇し、第3四半期に上昇幅が鈍化する。液晶パネル価格の上昇率はDRAMを下回る見通しだ」と述べた。
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