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液晶パネルの10年生産額、「金融危機前に近づく」=経済部


ニュース 電子 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021724

液晶パネルの10年生産額、「金融危機前に近づく」=経済部

 
 経済部工業局は24日、台湾液晶パネル産業の2010年生産額は1兆4,000億元(約4兆円)となり、1兆元水準を回復するとの楽観予測を示した。金融危機発生前の07年の1兆6,000億元にはまだ届かないものの、確実に回復が進む見込みだ。25日付経済日報が報じた。

 今年の高成長予測について工業局は、液晶パネルメーカーは新興市場の開拓や、電子ペーパー、太陽電池、タッチパネルなどの応用製品の拡大で、受注および出荷の大幅増が見込めるためと説明している。また川上の設備メーカーも、液晶パネルメーカーが相次いで新世代工場設置を計画していることで、年内いっぱい受注見通しが立っており、来年も楽観できると指摘した。

 また、工業局によると、第1四半期の液晶パネル生産額は前年同期比81%増の2,845億元となる見通しだ。設備関連の生産額は第1四半期が同40%以上増の153億元で、通年では500億元となり、09年の422億元を上回る予測だ。