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サムスン電子の停電事故、台湾企業に恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2010年3月25日_記事番号:T00021726

サムスン電子の停電事故、台湾企業に恩恵【表】

 
 韓国サムスン電子の器興工場(同国京畿道器興市)で24日、停電事故が起き、市場調査機関の集邦科技(DRAMエクスチェンジ)によると、DDR1メモリー(512メガバイト)のスポット価格が4%高の2.02米ドルまで上昇した。25日付経済日報が伝えた。
 
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 業界筋はSDRAMやNAND型フラッシュメモリーを生産する晶豪科技(ESMT)、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)、力積電子(ゼンテル・エレクトロニクス)、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)などが相場上昇で恩恵を受けるとみている。

 DDR1メモリーはほぼ1年ぶりの高値水準。NAND型フラッシュメモリーは現時点で小幅な値動きとなっている。

 韓国メディアの報道によると、停電は同日午後2時ごろに発生し、器興工場の生産ラインが停止したが、3時間後に全面復旧した。

 サムスン器興工場は2007年8月にも18時間にわたる停電事故を起こしており、当時はNAND型フラッシュメモリーが17%値上がりした。