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作成日：2010年3月26日_記事番号：T00021739
富邦金出資のアモイ銀行、福州支店オープン
富邦金融控股が香港子会社の富邦銀行（香港）を通じて19.99％を出資する中国福建省のアモイ銀行は25日、福州支店（福建省福州市）を開設した。同行がアモイ市以外に進出したのは初めて。申請中の泉州支店に続き、漳州市、龍岩市、寧徳市などにも支店開設を申請する予定で、福建省で200支店の目標に邁進（まいしん）する構えだ。26日付工商時報が報じた。
アモイ銀行は、アモイ市以外の初の支店に福建省省都の福州市を選んだ理由について、海峡西岸経済区（海西特区）の中心的都市の一つであり、台湾系企業や中小企業が多く資金需要が高いためと説明した。
同行は1996年の設立。中小企業が主な顧客で、法人口座の80％以上を占める。昨年、資産または年間売上高が1,000万人民元（約2,900万円）以下の法人などを対象とする小企業ローン部門を設立した。
